2016年02月08日

イタリア旅行6 ヴァチカン

<2月8日(月) 最終日>曇り 雨少々
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2月3日、キリストが十字架に付けられた際に受けた傷と同じ「聖痕」を手足に受けたことなどの奇跡によりカトリック教会で2002年に聖人と認定された ピオ神父の遺体が、ローマ法王庁(バチカン)で展示されるため、陸路で出発した(2016年 ロイター/Yara Nardi)
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ということで、サン・ピエトロ寺院は土曜、日曜と入れず。その影響で、この日も入れず。
「ヴァチカン美術館→システィナ礼拝堂→サンピエトロ寺院」のコースは、私ともう一人が希望したこともあり、「ヴァチカン美術館→システィナ礼拝堂→ラファエロの間」に変更。
お蔭で、「アテネの学堂」を見られたので満足。

庶民に教えを広める道具として仏教には曼荼羅があるが、それを遥かに大きくしたのがシスティナ礼拝堂の壁画であり天井画である。
和讃に対して讃美歌とオルガンであるから、西洋文明はやることが徹底している。
仏教は悟りを求めるが、キリスト教はひれ伏すことを強いるのだろうか。

ミケランジェロは弟子を使わず、一人で描いた。弟子を育てたラファエロとは対照的。
システィナ礼拝堂の天井画とアテネの学堂が同じ時期に描かれ、ラファエロはミケランジェロの作品を見て、その才能をリスペクトしていたという逸話が面白い。

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<ラファエロ>

アテネの学堂
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プラトン(=レオナルド・ダ・ヴィンチの肖像--尊敬するレオナルドを中心に描いている)、アリストテレス、ソクラテス、ユークリッド、ピタゴラス、プトレマイオス

ラファエロの自画像は右下の2人目。
メディチ家の没落により、フィレンツェからローマに拠点を移した芸術家たちの仕事が素晴らしい。
まさに文芸復興。
しかし、古代ギリシアに回帰することは、キリスト教の権威に反するわけで、その後、ルネサンスは教会の庇護から離れ、商業都市ヴェネチアに移ったといわれている。


聖体論争
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この後、空港に向かい、15時発の直行便で帰国。
直行便なので観光時間が半日多い。
飛行機は東ヨーロッパからヒマラヤ山脈の北を通り、中国、朝鮮半島を横切って12時間半だった。往路は13時間(経路は分からない)。
イタリア直行となると北極圏、スカンジナビア半島は通らないようだ。

一昨年の秋、ヨーロッパに行こうと考えたとき、妻の希望はイタリアだった。イタリアに行ったことがある私の意見を通して、結局、スペインになった。
「イタリアもスペインも変わらんよ」と言ってはみたが、そうもいかず今回のイタリア旅行になった。
帰国してから妻は「イタリアが全然いい、騙されていた」と言う。密度はイタリアの方が濃いのは確かだが、今でも「全体として変わらない」と思っている。

成田での為替レート
円→ユーロ 137円
ユーロ→円   125円  旅行中の急激な円高のため

posted by imajin at 00:00| 栃木 ☁| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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